歴史ある神楽の舞、豊かな自然、歴史ある仏閣・神社の数々。
邑南町有形文化財の歴史ある建物
旧山﨑家住宅
江戸時代から津和野藩の庄屋として代々勤めた住宅です。
建築当初は別の場所にありましたが日貫大火により焼失し、現在の場所に安永8年(1780年)に棟梁大工である銀山領川登兵七により建築されました。
主屋の屋根は茅葺きで棟には15本の飾りがつき、兜状に暑く敷かれた茅は非常に稀で庄屋としての格式を表しているものと言われます。
古民家を改装した一棟貸しのくつろぎ宿
日貫一日
古民家をリノベーションした一棟貸しの宿です。築約100年の赤瓦屋根の古民家「安田邸」が食事を楽しむ宿として生まれ変り、ゆったりと伝統の郷土料理を楽しめる空間となっています。
また日貫一日の拠点となるフロント「一揖」は、工場の跡地に小学校の廃材を生かして建てられました。どこか懐かしく、かわいらしい空間で、朝食を食べたり、イベントができる場になっています。
国の重要無形民俗文化財
大元神楽
古くは大木や深い谷に「おおもとさん」を祭り、それを大自然の象徴として崇め五穀豊穣や無病息災を祈っていたものが大元神楽の始まりと伝えられています。大元舞とも呼ばれ、日貫地区では5つの神楽団がゆったりとした調子で舞う六調子大元神楽を伝承しています。毎年、秋祭りの前夜、10月13日には「よごろ舞」が大原神社で奉納され、4年に一度「大元神楽」が日貫地区の全社中協力のもと奉納されています。また、11月には大元神楽フェスティバルを日貫公民館で開催しています。
昭和初期に建造された赤瓦屋根の「安田邸」が、一棟貸しの宿として生まれ変わった施設。
日貫の中心部が一望でき、地域のフィールドの一つとして住人により整備された。
津和野藩亀井家の位牌が安置されているお寺。
日貫一日の拠点、フロント棟としての役割を担う工場跡地に建てられた施設。
全体で三段ある落差20mの滝。5月には鯉のぼりが泳ぐことでも知られる。
仁寿元年(851年)に山城国大原野神社(現在の京都市西京区大原野南春日町)より勧請された神社。
江戸時代から津和野藩庄屋として勤めた、兜状の茅葺きが特徴の古民家。
雨が降り水かさが増すと、水の間にある岩が観音様に見えると言われる。また滝の右上にお堂があり観音様が安置されている。
浄土真宗本願寺派で、旭町重富より明治初期に移転。宮大工「大屋庄吉」による建造である。
樹齢約350年のしだれ桜で地域住民の手で整備、手入れを行い人々が訪れるスポットとなった。近くには樹齢300年以上の桜が何本もあり桜の名所として訪れる人の目を楽しませてくれる。
日貫小学校から旧山﨑家住宅までの約300mに渡って桜が植えられている。夜にはライトアップされ夜桜も楽しめる。
日貫の地元の方々が多く利用する、地域直営の店舗。食料品や日用品など幅広い品揃え。
日貫の少し高台に位置する公民館。地区の人々が寄り合ったり、スポーツをする場としても利用される。
美しい山々に囲まれて、自然の一部のように佇む日貫小学校。自然や地域の方々に触れて豊かな感受性が育つのは少人数性ならでは。
日貫小学校の児童たちが利用する児童クラブとしても活用している。
〒699-4311
島根県邑智郡邑南町日貫